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【7月】月下独酌
(『看図読古詩(修訂版)』, 金盾出版社, 1994年より)
【大意】
春の夜、咲き匂う花の中で、一壺の酒をかかえ、お互いに語り合う親しい人もいないので、独り酒を酌んだ。そこで杯を高くあげて上ってきた明月を迎え、これで月と我と我が影と三人となった。
(石川忠久編『漢詩鑑賞事典』講談社学術文庫,2009年より)
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季節はもう少し前の春の月夜ですが、月と自分と影と三人でという発想が、とてもユニークで李白らしいなと思います。花火とか星空とか、夏は空を見上げることが多いですね。さて、皆さんは果たして誰と共に過ごすのでしょうか。
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