中国語の部

→中国語の部トップページへ戻る

毎月一首


【3月】腑得古原草送別


(『看図読古詩(修訂版)』, 金盾出版社, 1994年より)

【大意】
 ふさふさと垂れ下がった野原の草は、一年に一度、枯れていたのがまた栄える。野火で焼けても根は絶えず、春風の吹く頃にはまた生えてくる。
(松枝茂夫編『中国名詩選』下 岩波文庫,1986年より)

* * * * * * * * * * * *

 白居易(772-846) 15、6歳の時の作といわれますが、全詩は八句で、これは前の四句です。とてもストレートで力強い詩です。今、世の中は新型コロナウィルス感染問題一色で、皆それぞれ日々心痛めておられることと思います。でも、そんな時でも、芽吹き、花咲き、緑が燃えてきます。「人間万事塞翁が馬」、私たちは落ち着いて、そんな自然に学び、へこまず挫けないで、今できることをやり、時期を待って、また立ち上がりましょう!

 

→中国語の部トップページへ戻る

当学院は
ケイコとマナブ」に掲載中です。

ケイコとマナブ.netへ

生徒の声

資料請求はこちら

直営サロンのご案内ページへ

中国留学日記 中国語の部受講生の留学日記