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【7月】鳥鳴澗
(『看図読古詩(修訂版)』, 金盾出版社, 1994年より)
【大意】
人々はひっそりと静まり返り、木犀の花が散り、夜が更けて静まって春の山はひっそりとさびしい。月が昇ってきて、山鳥を驚かして、時折、春の谷間で鳴いている。
(「詩詞世界 碇豊長の詩詞」より)
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王維(699~759(701~761とする説もある))は山西省太原の人。早熟で子どもの時から聡明をうたわれ、十代からすでに詩人として名を成していた。21歳で進士に及第、役人となった。この詩は春の詩であるが、月の澄んだ空気の中の美しさが印象的です。
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